子どもが4歳になった頃(なぜか子どもの年齢で覚えてるんだよね〜)、
無謀にも仕事を中断してやりたいことやろうと、森に入り始めました。
子どもをさずかる前、「近くの山の木で家をつくる会」という活動があって、
勉強会に参加していました。
日本の山を元気にするには、放置された杉や檜の人工林の材を
国産材の建材として流通することで、山側に産業を戻す事が大事だからです。
私も内装屋として何か出来ないかと参加していましたが、
やはりこの活動のメインは建築家の世界で、私にはまだ無理だなとあきらめました。
だけど、森の豊かな環境は、健康づくりやレジャー、建築以外のエネルギーや
生活用品に向けて様々な資源利用の可能性があるだろうと思い、
今は離れてしまった森とまちの暮らしをつなげて、森の恵みを活かす事で
森を保全していくことに関われないかと思ったんです。
でもまず何より、森の事もっと知りたいし、何よりあの気持ちいい森の中へ
入りたいと、森林ボランティアを始める事にしました。
それと同時に子どもを育てる中で、もっと子ども達に自然豊かな環境で
遊び学ぶ機会をつくってあげたいと、森のようちえんとか、森の中の
冒険遊びとかのイベントに通い始めたんです。
東京だけでも奥多摩やあきる野、檜原村などあちこちたくさんのフィールドで
ボランティアによる活動フィールドがあります。
奥山の人工林から、里山の雑木林まで、多種多様な形でのフィールドがあります。
杉や檜の人工林の手入れは、ちょっと本格的でかっこ良く、
奥山に入っていくので別世界の楽しさがあります。
私も最初は人工林の利活用に関心があったのですが、子どもと自然遊びを
しているうちに里山の雑木林の素晴らしさに魅せられ
子ども達が自由に遊べるような森をつくりたいと思うようになってました。
そんな中、子どもも小さかったのであまり遠くなく通いやすいフィールドを探していたところ、
丁度、高尾山のちょい手前西浅川に突然フィールドが出来たんです。
それも60年以上放置された薪炭林といわれる雑木林で、
目的は「子どもの自然体験が出来る森」という、私が求めていた思いにぴったりで
でがったり、かなったり!
早速、通い始めました。
すごいね〜。思いは通じるんですな〜。。。
コメント
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