狭山丘陵にある都立野山北・六道山公園というところで1、2月の間に
「雑木林マイスター講座」というのが開催されていて参加しています。
昨日はな〜んと待望の炭焼き(^o^)/
かなり前からやりたいなあと思いつつなかなか出来ずにいたけれど、
や〜っとや〜っと体験できました〜!
この公園では指定管理者制度で西部・狭山丘陵パートナーズという
団体が管理運営しているのですが、その中の「特定非営利活動法人NPO Birth」が
里山民家の運営や、ボランティア運営、イベントや研修などのソフト面を
担っています。
ここの人たちは本当にボランティア精神(もちろん仕事でしていますが)や
サービス精神と合わせて、ミッションに熱い思いをもたれた方ばかりで
と〜っても楽しいんです!
で、今回は5回目で「森を再生する炭の役割」ということで
炭焼き国内若手の第一人者、国際炭焼き協力隊の広若剛氏が講師でした。
この方も、なかなかの「炭」ののようなユニークな方で
かなり面白かった〜。
今回は布施焼きといって、地面に穴を掘って炭にする材(今回は竹)をいれて
上からトタンをかぶせ土を盛り、その上からがんがん焚き火をして
蒸してしまおうというもの。
もちろん、焚き火には「いも」いれました!
さあさあ、といううちに、どんどん煙突から煙が。。。
出てきたでてきた、もくもく煙が出てきました。
最初は白っぽくて、濃い煙。
匂いも凄くて、いわゆる酸っぱい。
竹酢の香りです。
この煙を蒸留すると木酢液ならぬ、竹酢液ができるんですね。
そして、この煙が大事。
炭焼きは「焼く」のではなく「熱分解」なんだそうだ。
木や竹の成分である、セルロースは180度、へミセルロースは275度、
リグニンは350度で分解するらしい。
なので内部の温度帯が300度である程度保たれていくと、連鎖的に炭化していく
んだそうだ。
そこで、この煙。
出過ぎでも少なすぎてもだめ。
最初は白色、で次に青くなり、黄色、で、最後に透明になったら終わりなんだそうだ。
で、じゃあどれくらいで炭になるかというと、お昼前に火入れして
今晩一晩かかるかな〜、日が消えるまで見守るそうです。。。
なにやら難しいが、私達は、3時には終わりで、あとは、広若さんとスタッフの方達が
調整しつつ見守るそうです。
鎮火の予定は夜中か明け方。ごくろうさまです。よろしくお願いします。
で、普通は2、3日後完全にさめてからとりだすので、今回は来週日曜日の最終講座
が始まる前にみんなでだそうということになりました!
楽しみ!たのしみ!